

About us
アウラの森芸術舎
設立
2022年4月29日
Mission
Enhance humanity through art (アートを通して心豊かな人間性を育みます)
Vision
Diverse and inclusive world for all forms of art (すべてのアートに陽の当たる多様でインクルーシブな世界を目指します)
設立の背景
私たちは、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」に掲げられている「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、アフリカルチャー事業を通じて貢献していきます。
特定の文化に偏る傾向に気づき、多様なアートが等しく尊重される共生の社会を目指して、この団体を立ち上げました。
活動内容
社会への貢献を目的に、以下のような活動を行っています:
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アフリカンアート・コレクションの展示
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グリオによる音楽演奏会
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ホームページを通じた情報発信(Africulture Times/Collection など)
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対話型のアート鑑賞会やレクチャー
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国際交流イベント など
多様な文化に触れ合い、共に学び合う場づくりを大切にしています。
所在地
静岡県伊豆の国市エメラルドタウン19-10
代表
磯貝 さおり


◆ アフリカンアート・コレクション展示
白石顕二(1946–2005)によるアフリカ・コレクションは、約2,000点におよぶ貴重な作品群で構成されています。現代アフリカ美術に加え、仮面や彫刻、工芸品といった立体造形、テキスタイルや装身具、さらに書籍・映像資料まで、多岐にわたる内容を網羅しています。アウラの森芸術舎では、その中から譲り受けた約200点の作品を所蔵しています。主に1980-1990年代の東・西アフリカの作家による作品で、ジョージ・リランガ、ティンガティンガ派(ジャファリ・アウシ、A.A.ムクーラ等)、エリジャ・オーコ、シプリエン・トクダバなどが含まれます。また、アフリカ文化に関する書籍や資料もあわせて収集しています。
本物の美術品が放つ“アウラ”──それは、言葉では表現しきれないアフリカの精神性です。私たちの名前「アウラの森芸術舎」は、その“アウラ”への敬意を込めて名づけられました。
◆ マンディング・グリオ音楽演奏
グリオは、西アフリカを中心に活躍してきた伝統的な歴史語り部であり、マリ帝国(1226〜1670)以前から王族に仕えた世襲制の音楽家たちです。豊かな知識と語りの技術をもって王に重用され、しばしば顧問のような役割を果たしてきました。グリオが奏でる「コラ」という楽器は、神と選ばれし者によって生まれたとされる神秘的な楽器で、21本の弦から生まれる音色はリュートに似た美しい響きを持ちます。心を癒すグリオの音楽の世界を、ぜひ体験してください。
◆ ホームページでの情報発信、対話型鑑賞会・レクチャー、国際交流
アウラの森芸術舎のホームページでは、アートに関するニュースやアフリカ文化のコラム、所蔵書籍の紹介、日々の活動レポートなどを日本語と英語で発信しています。また、所蔵しているアフリカンアート作品についても随時ご紹介しています。さらに、訓練を受けたファシリテーターによる対話型鑑賞会を実施し、作品をじっくり味わいながら多様な視点で語り合う機会を提供しています。代表によるアフリカンアートのレクチャーも行っており、アートを通じた深い学びと出会いの場を創出しています。
これらの活動を通じて、国際的な文化交流を積極的に推進してまいります。


